プロフィール
しょうちゃん
本名:太田詳次郎    生涯学習支援事務所「オフィス遊ing」代表。子育て・教育などの分野で講演会など多方面で活躍。

兵庫県生涯学習講師団登録講師
兵庫県生涯学習審議委員会審議委員など多数歴任。
生涯学習支援ネットワーク「ひとぢから商店街」の会長もつとめる。講演依頼・子育て相談などお気軽に下のメールでどうぞ。
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2007年06月28日

山村留学2

もう7〜8年前のことでしょうか。


旧波賀町(現宍粟市)の自然学校へ指導へ行ったときのこと。

波賀では
大きな学校+小さな学校+そして、とっても小さな学校
の3小学校が連合で自然学校を行います。
そのとっても小さな学校が、道谷小学校でした。
地図はこちら

写真:HPより「県下最高峰の氷ノ山に親子で登山」

その時、道谷小学校の5年生は5人








夜、各学校の先生同士が集まる打ち合わせ会終了後、
道谷小学校の先生とのおしゃべりでの一コマ。

わたし:「いや〜ぁ、先生のとこ5人ですね」

私の気持ちの中には、「少数精鋭ですね」という
”少ないこと”を強調するニュアンスを込めて言ったのですが・・・。


次の瞬間、先生の返事にびっくりしました。


先生:そうなんよぉ〜ぉぉ〜、しょうちゃん。
   今年は、5人もおんねん。アップ※1
  すごいやろ〜。ハート(^◇^)ハート


   (※1:「5人もいるんだよ」という意味の方言)



この言葉に、正直びっくりしたのを今でも覚えています。
そして、すかさず聴きました。


わたし:えぇっ!?5人も・・・というのは?オドロキ



先生:あ〜ぁ、
   元々、道谷小学校の5年生5人のうち、
   地元の子は2人なのよ。
   だから、3人が山村留学生。

   しょうちゃん、
   想像してみぃ〜?クラスが2人だけ・・・。
   学級会でも、ひとりが委員長で、もうひとりが副委員長。
   そして担任。
   委員長が「今日は何かありましたか?」って聴いたら、
   副委員長が相手のことを褒めて、
   「他にありませんか」で、委員長も相手を褒める。
   ・・・褒めあいやで。^_^;


   それから、
   国語でも社会でも、2通りの意見しか出ない。

   2つしかないから、他の意見や考えに出会わない。
   学習の幅が広がりにくいのよ。


   それが、今年は5人もおるんだよ。アップ
   2.5倍の人数よ。(^。^)v
ハート



わたし:なるほどなぁ〜。
    私が6クラスある大規模校で育ったからか、
    5人もなんて考えもしませんでした・・・。
    5人ってすごいですね。



先生:そうよ。
   ひとりひとりが
   ものすごぉ〜〜く大事なんよ。(^o^)

   そりゃ、ひとりひとりの大事さは
   大きな学校でも小さな学校でも変わらへんけど、
   でも、5人の内ひとりが病気で休んでも
   なんとなく他の子どもはシュンとするし、
   ひとりひとりの存在感役割が大きいんやねぇ〜。


   留学生の中には、
   都会の学校になじめず不登校になってた子もいたけれど、
   ここではすぐになじんで、表情・目が生き生きしてくる。
   田舎の雰囲気が包んでくれるというか
   大切にされる実感があるんだろうね。(^-^)






山村留学では、
山や川や木や虫が、子どもたちを育みます。

それと同時に、
先生やホームステイ先のおじさんおばさん、ご近所さんなど
まわりの大人たちが
温かく見守って育てる環境がすばらしい。


なにより、
ひとりひとりが大切なんですよね。(^_-)-☆
  


Posted by しょうちゃん at 19:45Comments(3)体験学習

2007年06月27日

山村留学

子どもが育つ「田舎人天国」から続きの話。

〜「自然」と「温かい人情」で
     子どもたちを育みたいなぁ〜


そう思ったあなた。ピカピカ

「山村留学」ってご存じですか?





(写真:越知谷小学校前)



山村留学(さんそんりゅうがく)とは
 山村留学とは、都会の子どもたちが、長期、親元を離れて農山村や漁村のまちへ転入し、その地域の学校に通うことです。山村留学は、昭和51年、長野県八坂村で財団法人「育てる会」によって始められました。現在は、さまざまなかたちの山村留学が全国にひろがっています。

というわけで、
兵庫県には、神河町宍粟市で山村留学が行われています。




(写真:越知谷小学校前)

写真:神河町地域交流センター(旧越知谷第二小学校跡)


山村留学 神河やまびこ学園
http://www.town.kamikawa.hyogo.jp/yamabiko/
http://yamabikobosyu.blog.shinobi.jp/Entry/16/

神河町では、すばらしい「自然」と「温かい人情」で未来ある子どもたちを育みたいと、かつて子どもたちの学び舎だった建物を利用して、留学生の受け入れや、さまざまな体験活動の拠点となる「地域交流センター」を作りました。


神河町地域交流センター(山村留学 神河やまびこ学園)では、
平成19年度の夏休みを利用した、短期山村留学事業
を、次のように計画しております。

①平成19年7月26日(木)~7月30日(月) 
   4泊 5日  詳細→夏休み短期山村留学<1期>
 
②平成19年8月17日(金)~8月22日(水) 
   5泊 6日  詳細→夏休み短期山村留学<2期>
 
③平成19年7月31日(火)~8月13日(月)
   13泊14日  詳細→夏休みふるさと体験留学習<長期>

長期・短期の山村留学を実施しています。
今年は、短期山村留学ボランティアリーダーなどの
スタッフを募集しています。

------------------------------------------------
神河町地域交流センター(山村留学「神河やまびこ学園」)
短期山村留学(自然活動体験)ボランティアリーダーなど募集中。
詳しくはこちらから。(2007/6/18)
http://yamabikobosyu.blog.shinobi.jp/Entry/9/

〒679-2403 兵庫県神崎郡神河町作畑279-5
TEL 0790-33-0013
CATV 33-0013 
FAX 0790-33-0077  
E-mail yamabiko@town.kamikawa.hyogo.jp
ホームページ http://www.town.kamikawa.hyogo.jp/yamabiko/



山村留学里親制度実施校
兵庫県宍粟市立 道谷小学校
http://www.ed.city.shiso.hyogo.jp/school/dodani-es/menu/menu.html

 道谷小学校では、自然が豊かな過疎の学校として、地域の活性と児童の健全な育成をめざし、昭和58年度より、留学生を地元家庭に受け入れて養育し、地元の子どもたちと学習や生活をともにし、相互の向上をめざす山村留学制度を実施しています。
 県随一の高峰氷ノ山のふもとの大自然の中で、人情厚く温かい地元の家庭(里親)で家族の一員として生活をともにし、人・自然・地域・文化とのふれあいの中で、人間としての生き方や在り方を身をもって学ぶとともに、自然の中で様々な実体験活動を通して、自ら考え主体的に判断する力やたくましいからだ、思いやりのこころなどの「生きる力の育成」と「こころ豊かな人づくり」を目指しています。
 また、小規模校の特徴である少人数による指導を通して一人一人の子どもたちに個に応じたきめ細かな指導を徹底しています。とりわけ学習指導においては「学力向上プログラム」のもとに一人一人の実態に応じた課題別学習や習熟度別学習を実施しています。
 こんな温かいこころの育成と学力の向上を約束する道谷小学校で学びませんか。地域住民・教職員一同、こころよりお待ちしています。
(本文:HPより)

以上、田舎育ちの情報でした。(^◇^)


  


Posted by しょうちゃん at 19:13Comments(0)体験学習

2007年06月26日

田舎人天国2

神河町の続き話。


あぁ、私もこんな自然の中で
人間らしく暮らしたいなぁ。


そう思う人も少なくないのではないでしょうか?



私は、ネスカフェゴールドブレンドのCMを見て
ツリーハウスがほしいなぁなんて憧れます。


ネスカフェHPよりCMギャラリー:
http://jp.nescafe.com/tvcm/goldblend02.asp




子どもの頃の記憶をたどれば、

山を駆け回り、
川で魚を捕り、
水遊びしながら、
そこらにある木や石で何かをつくる・・・


昔は当たり前だったコトですが、
今や非常に贅沢なコトなのかもしれません。




子育てや教育では
教師が、親が、大人が
こういう風に、ああいう風に・・・
(大人にとって都合の)いい子を育てよう
としますが、
本来、自然環境や地域のふれあいが
子どもを心豊かに育てていくモノなのではないでしょうか。

子どもを育む環境とは何も
塾やお稽古ごとだけではありません。
むしろ、
させられている学びより
自らあそび、自ら学ぶコトの方が
長い人生において尊いことなのです。



まさに、子どもが育つ「田舎人天国」ですね。(^◇^)
  


Posted by しょうちゃん at 23:32Comments(0)体験学習

2007年06月25日

田舎人天国


先日、講演会で神河町へお邪魔しました。

旧の神崎町です。地図はこちら


あまりの天気の良さに晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ
私の冒険心に火が付いて、ピカピカピカピカピカピカ
山間の田舎道を奥へ奥へ・・・クルマ溜め息


越知川をひたすら上流へ上流へ。





そして、道の傍らにはなにやら標識が・・・。

「田舎人天国かんざき」




そこには、
山に挟まれた谷間の林業地帯に
きれいな川が流れています。



ちらほら、川で釣りを楽しんでいる人が。

別荘地もあり、
そこはまさに「田舎人天国」


団塊世代の退職に伴い、
田舎暮らし願望のある方にはもってこい!!


毎日が自然学校状態。



便利な都会暮らしもよいですが、
四季のうつろいを感じながら、生活の不便さの中に、
人間らしい暮らしがあるのかもしれませんね。(^。^)  


Posted by しょうちゃん at 15:28Comments(4)体験学習

2007年06月14日

大学生の珍行動

大学生対象のキャンプ研修がありました。


毎年、一泊二日で
様々な野外活動技術を凝縮してというか
とりあえず詰め込みます。





やっぱり生活力が出ます。
今年もある意味、スゴイ学生を目撃!!



(写真:子どものキャンプにてカレー作り風景)


野外炊事の実習中、
男子学生が、ざるの中で妙な動き・・・


・・・んん!!?



よく見てみると、WOW〜、WOW〜!!

わたし:「なにしてんのぉ?」
 学生:「えっ?肉洗ってるんですけど・・・」

わたし:「肉は普通、洗わへんで〜」
 学生:「あっ、そうなんですか?・・・」

 学生:「あの〜それから、肉は切るんですか?」
わたし:「大きいなぁと思ったら、一口サイズに切るよね普通」
 学生:「そっそうですね。ありがとうございました」



・・・やってくれますね。^_^;(苦笑)
でも、学生は大まじめにやっています。
受け答えも丁寧です。


過去にも、
「人参とか皮ってありますぅ?」
「タマネギはどこまでが皮なんですか?」

など、珍質問もありましたが、
今年はそれ以上ですね。


怒ってもしょうがないし、
学生なりに一生懸命やっています。



これが、日本の教育の現実なのだと受け止めるしかないでしょう。

反省なき、ゆとり路線の変更
ビジョンなき文部科学省の迷走
官邸主導の教育改革路線etc・・・


この先、日本の教育はどこへ向かうのでしょうか?



頑張れ大学生!!\(^O^)/
  


Posted by しょうちゃん at 00:41Comments(0)体験学習

2007年06月10日

ドラム缶風呂

キャンプシーズンです。

その手の仕事もちょこちょこと。


東条町にて(現加東市)
親子キャンプを行いました。

毎年恒例です。
そしてお風呂もまた定番にしているドラム缶風呂




水着を着て入るお風呂は最高です。ハート
子どもたちの笑顔も最高です。
メロメロ


ひとつのドラム缶で熱くしたお湯を
二つのドラム缶へ入れて水で温度調節。
だから、底も熱くありません。

そして入浴剤は
スキムミルクの「ミルク風呂」
紅茶パックを煮出した「紅茶風呂」


今までにも、いろいろやりました。

コーヒー・麦茶・緑茶・ヨモギ・シソの葉・ニンニクetc・・・


ニンニクは臭すぎてダメでした!!

やっぱりスタンダードに!?
ミルク+紅茶=ミルクティーですね。アップ


それにしても、
会話の中で

「今日のお風呂はミルク?紅茶?」
と聞いてくるのは東条っ子だけですね。(^。^)



  


Posted by しょうちゃん at 01:30Comments(6)体験学習

2007年06月08日

ホタルと環境教育

ホタルを見ていて思います。



(写真:「癒しのガーデンホタル」よりイメージ)





環境について理屈をこねるより、
地球環境問題を熱弁するより、
ドキュメンタリー映像を見せるより、

子どもの頃の自然体験が大事なんだと感じます。
原体験です。




このホタルの乱舞の美しさを見れば、体験すれば、
外からインプットされた知識ではなく、
内から湧き上がる感情として
環境を考えることができる・・・そう思うのです。






兵庫県では、小学校3年生に
「グリーンスクール」という環境学習
導入されますが、
表向きな環境の知識ではなく、
こころから湧き上がる感情を育てていってほしいですね。




美しさとはかなさ・・・

ホタルが舞う環境が末永く続くことを願うばかりです。(^◇^)
  


Posted by しょうちゃん at 18:08Comments(2)体験学習

2007年06月07日

ホタル

先日、ホタルを見る会?なるものをしました。

西脇の某所、
きれいな川のほとりの知人宅にて。

友人たちが集まって、バーベQの後、ホタルを堪能。

90分ほどぼーっと。


(イメージ)




ホタルって、
夜空の星が垂れて「火垂る」が変化した言葉
という説があるそうです。

真義は定かではありませんが、
空は満天の星空。
川の畔でホタルが乱舞しています。
そして、川面にはその光が反射して
上から下まで淡いひかりが漂います。



本当に綺麗でした。拍手
感動しました。ハート
癒されました。
ハート



当然、写真にはなかなか写りません。
みなさんにお見せできなくて残念なくらいです。


ホタルの季節も、もうそろそろ終わりかな?
見てない人はいそげ〜!!ダッシュ
  


Posted by しょうちゃん at 17:33Comments(0)体験学習

2007年05月27日

買っちゃいました。

教材です。




ずっとずっとずっぅ〜っとほしかった
「パラバルーン」


ちょっと前に、買っちゃいました。

3.6メートル、
小グループ用の12-20人用

格安ルート見つけたり!!
それでも高いけど。




どうやって遊ぶのか?


みんなで息を合わせて
上げたり下げたり
空気を包んでふ〜わりふわり溜め息


単純ですが、いろんな遊び方が可能です。
http://home.catv-yokohama.ne.jp/ww/mhouse/page028.html

言葉ではこの楽しさは説明できませんが、
子どもたちの大好きなプログラムです。\(^O^)/
  


Posted by しょうちゃん at 00:08Comments(2)体験学習

2007年05月21日

感激〜!!

昨日まで、一泊二日で
ひとぢから商店街の
【ちからこぶUP研修会】
がありました。


いろいろな研修を行いましたが、
私は、↓ストレッチポールにやられちゃいました。ハート






やる前に前屈や体のひねり角度などの可動域・
床に寝て、体の密着具合を確認。

そして、ストレッチポールの上に寝ること10分。


(写真:石井さんの指導風景)

「手で5センチくらいの円を描きながら床磨き〜」
「右手と左手で斜めに伸びる〜ぅ」
「足首をかかとを軸に右〜ぃ・左〜ぃ」などなど・・・

癒しの音楽とともに深呼吸でゆったりゆったり・・・zzz








終わって、床に寝てみると
びびびっくり!!!!!!!!!雷ピカピカ

すごいんです!ハート

さっきまで、床に接着しなかった背中がピタ〜ッと。

なんじゃこら〜????アップ

その後、立って可動域の確認。
私の場合、首もよく回りました。



体操のモンキージム、石井さん曰く
「これが本当の自分の体です。
 今までの体のゆがみをリセットした状態」


別に体を鍛えているわけではなく、
あくまでリセットしただけ。
でも、
血行がよくなったり、
代謝が促進されたり・・・





とにかく、すごいんです。拍手
やっぱりやらないとわかりません。

百聞は一見にしかず
百見は一体験にしかず(造語)


一度お試しあれ。

私は、本日ネットで注文しちゃいました。
(^-^)Vカッタ



その他の研修内容も更新予定。
(ひとぢから商店街参照)
  


Posted by しょうちゃん at 22:43Comments(8)体験学習