プロフィール
しょうちゃん
本名:太田詳次郎    生涯学習支援事務所「オフィス遊ing」代表。子育て・教育などの分野で講演会など多方面で活躍。

兵庫県生涯学習講師団登録講師
兵庫県生涯学習審議委員会審議委員など多数歴任。
生涯学習支援ネットワーク「ひとぢから商店街」の会長もつとめる。講演依頼・子育て相談などお気軽に下のメールでどうぞ。
太田詳次郎へメール
インフォメーション
【オフィシャルブログ】 社長ブログリーダーズ
お店ブログharimaChic!
ベーシックブログベーシック
神戸・明石・兵庫でホームページ制作なら 兵庫web制作.com

2007年07月17日

プロバカンダ?

先日の報道特集です。



【2007.7.1】
安倍首相教育改革 VS 日教組


安倍首相がかねてから熱意を燃やす教育改革。
そこに立ちはだかるのは、教員の最大組織、日教組だ。

安倍改革では、何が変わるのか?
そして日教組は、どう闘うのか? また協力するのか?
組合員の減少が止まらない中、その実態に変化は…。

(文章:TBS報道特集HPより  http://www.tbs.co.jp/houtoku/

内容はこちらのサイトで確認できます。↓
http://notonlyyoutube.blog105.fc2.com/blog-entry-34.html
(注:このサイトは、政治色の強いモノですので、映像のみ参照ください)




この時期に放送するコトに
プロバカンダ的な意図を感じませんか?


・・・私だけ?


どうして選挙前?
年末の教育基本法改正の強行採決の時に何故放送しない?
ホントに教育について疑問を投げて問う気があるのでしょうか?
選挙のため?

でも、TBSがなんのため・・・
選挙公示されると放送予定のVTRが使えない。
もしかして、自民が惨敗すると安倍政権も崩壊。
だから、使えなくなる前に・・・
こんな感じでしょうか?^_^;









別に日教組の肩を持つ気は全くありませんが、
報道の切り口にも、かなりの違和感と隠れた意図を感じます。

全編、善の安倍改革 VS 悪の日教組という構造

あまりに短絡的な・・・






そもそも、現実的に、
日教組に属する人・属しない人
そのスタンスは非常に多様化しています。

まわりが入っているから・・・という人も少なくない。


確かに放送に出てくる集会に参加し、
シュプレキコールをあげる人もあるが、
それがすべてではありません。
(VTRの冒頭で集会模様が映ります)


たぶん一般の方が見ると、
戦争反対の集会模様は
相当な違和感を持ってその目に映ると思います。





「こんなご時世にどうして?」




東京の学校では、君が代斉唱を拒否し処分される教職員も・・・



「アホやなぁ。
 歌くらいうたっときゃいいのに・・・」




そうなんですよね。
損得勘定から考えると、無難に目立たない方が絶対にいいです。


でも、そこで何故にそこまでするのでしょうか?






日教組の
「教え子を再び戦場へ送るな」
というスローガンは
戦時中は教育は戦争のための洗脳に利用された事実を物語っています。


まさに、【教育と洗脳は紙一重】ともいえるのです。


言い方を変えれば、
マスコミと同様に、政治的な利用価値が高い。


マスコミ情報は、短期的に世の中の動向を左右します。
そして、
教育は長期的な国家レベルでの洗脳が可能です。





だからこそ、
教育の政治からの独立性・中立性は大切なのです。

教育委員会が独立した部局として、
時の政権や国、知事や自治体長から
政治的指示を受けないようになっています。









教育基本法の改正、教育3法案の強行採決
戦争・歴史認識問題からすると
国旗国歌法をはじめ、
今回の大戦中の集団自決への軍の関与をめぐる教科書問題・・・


今、
あらゆるコトを教育改革の旗の下に変えようとしています。

別に改革自体には異論はありませんが、
充分に議論はされていますか?
強行採決でいいんですか?
教育に競争と市場原理を持ち込んでいいんですか?
※参照:教育カースト社会vol.1



いろんな情報が飛び交う中で、
何が真実なのか・何が本質なのか?

年金問題以外にも考えなければいけませんね。


国民が問われる選挙なんだろうなぁ。(・0・)

  


Posted by しょうちゃん at 17:41Comments(2)政治