プロフィール
しょうちゃん
本名:太田詳次郎    生涯学習支援事務所「オフィス遊ing」代表。子育て・教育などの分野で講演会など多方面で活躍。

兵庫県生涯学習講師団登録講師
兵庫県生涯学習審議委員会審議委員など多数歴任。
生涯学習支援ネットワーク「ひとぢから商店街」の会長もつとめる。講演依頼・子育て相談などお気軽に下のメールでどうぞ。
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2007年04月30日

ありがとう。

ある子どもからの質問。


キャンプで食材を買い出しに
スーパーに来ていた時、


(小野市通学合宿にて、買い物の一コマ)


レジの前で、ひとこと。


「ね〜どうして買ってあげてんのに
ありがとうって言うの?」



ちょっと悲しくなった質問ですが、
理屈ではなく、感覚的に
ほしかったので

「言ったら気持ちよくなるよ。
ニッコリしてくれたりね」




お店があるから買うことができて、ありがとうだし、
商品を作る人がいてくれるから、つくる人にもありがとうだし、
材料を育てたり、つくったりする人にもありがとうやね。


いろんなありがとうがあるんだよ。

ありがとうって、心のキャッチボールみたいなもんかな。

こども:ふ〜ん・・・そんなもんかな。

わたし:そんなものよ。やってみたらわかるって。

こども:えぇ〜、ちょっとはずくない?※1

わたし:大丈夫やって!



そして、その子は店員さんに
大きく「ありがとう」って言ってました。



本当は理屈ではなく、
親の姿を見てそれを真似するもの。
私たち大人の姿が問われているのだと思います。


ありがとうを日本の挨拶にすれば、
もめ事は減ってくるんじゃないでしょうか?(^_-)-☆



※1【はずい】=若者言葉で「恥ずかしい」の意味。  


Posted by しょうちゃん at 18:00Comments(4)教育・子育てを斬る!

2007年04月29日

マクドにて。

ある友人のぼやき。




最近できた近所のマクドナルドへ行った時、
いかにも新人のアルバイトの大学生がドタバタしながら
仕事をこなしていたそうな。



コーヒーとハンバーガーを注文して
料金を払おうとすると

「お客様、お持ち帰りですか?」と店員

わたし:あ、はい。持ち帰りで。

「コーヒーにお砂糖・ミルクをお入れいたしますか?」

わたし:じゃあ、お願いします

「かしこまりました」


・・・すると、
目の前でコーヒーのふたを開けて、
ミルクと砂糖をどばっと・・・



え〜っ!!!!

普通、お持ち帰りでミルクと砂糖を入れるって言ったら袋に入れるだろ〜と思いつつ、

わたし:っっちょっちょと。確かに入れてって言ったんですけど、袋に入れると思って。

「申し訳ございません。すぐに入れ直します」と冷静な対応の店員。


おいおい、普通マクドでミルクと砂糖入れんやろ〜。
「そんなやつおらんやろ〜」


(吉本興業:大木こだま・ひびきさん)



でも、勘違いや思い込みッちゅうのは
誰にもある話で、完全にミス・コミュニケーション話です。



ビジネスでも、
「昼までに提出」って何時までなのか?
とか曖昧な事って多いですから、
確認は大事ですね。


それにしても
GWのそんなヤツおらんやろ〜話でした。(^-^)
  


Posted by しょうちゃん at 23:55Comments(0)コミュニケーション

2007年04月28日

大空に。

友人家にて鯉のぼりを大空へ。晴れ



真っ青な大空にたなびく鯉のぼり

雄大にのびのびと泳いでいます。

家族一緒にゆら〜りゆらり。


できあがった鯉のぼりを見ながら満足そうな友人の姿に
子どもに対する親心を感じました。(^-^)


私らしく、あなたらしく、
人生という大きな空を泳いでいきましょう!
  


Posted by しょうちゃん at 23:56Comments(0)教育・子育てを斬る!

2007年04月27日

五感で癒し

ちょっと、ひと休み。

ストレス発散で、アロマな入浴を楽しみました。



電気を消して、ろうそくに火をつけます。






湯船に浮かぶキャンドルと立ち上るアロマな香り。
湯槽が揺れて、
ひかりも揺れます。

淡いひかりが非日常の世界観をつくり出して
お風呂が、異次元空間のようにゆ〜らゆ〜ら。


う〜ん、カ・イ・カ・ン〜〜最高!(*^_^*)


電気もいいけど、
やわらかなアナログな光り・・・もいいですよ。ピカピカ

目でやわらかな光を楽しみ
耳でかすかにヒーリング系音楽♪
鼻でアロマな香りで癒され
カラダで温浴を満喫


次は、お酒でも飲みながら・・・?σ(^◇^;)



こころの扉がひらいて、
穏やかな気持ちになりますよ。
ハート

お試しあれ。(^o^)  


Posted by しょうちゃん at 13:17Comments(4)こころ・ 心理

2007年04月26日

教育カースト社会vol.1

またまた、安倍内閣の目玉、
「教育再生会議」が大きな動きをしていますね。



今度のキーワードは「親学」
これについては、後日。



センセーショナルなタイトルですが、
「格差」「競争原理」の是非について考えましょう。

あらかじめ言っておくと、
不安をあおるつもりはありません。
あくまで私見であり、考える材料にしてほしいと思います。





全国学力調査の前に「バウチャー制度」について。

バウチャー制度とは簡単に言うと
「親や子どもが行きたい学校を選択できるというシステム」

学校教育に”競争原理”を持ち込もうという制度ですが、
この制度は「学校・家庭・地域の教育力を崩壊させる」でしょう。




その理由は、
簡単に言えるだけでも、

→”数値ありきの競争原理”導入で 学力主義に拍車
  =学力というものさしのみの教育
→広報・宣伝・営業活動など雑務増加による教師の多忙化
  =時間・エネルギーなど”子どもに目が向かない”
→教師の人気取り行為
  =それが学校評価と共に教師評価へとつながる
→”目新しさ”や”風評”に惑わされる保護者
  =本質的教育よりもユニークな取り組みが評価される傾向
→勝ち組・負け組ならぬ勝ち学校・負け学校(学校の序列化)
  =”教育の本質”が崩壊・学校の塾化
→上層学校・下層学校など、学校内の均質化
  =多様な子どもの存在しない均質な集団
→目新しさに生き残りをかける”本質”を忘れた学校経営
  =「消費者ニーズに応える」という間違った方向性
→地方都市での学校格差による「学校統廃合」
  =地域から子どもが消える・地域教育力も崩壊
→地域から子どもの姿がなくなる=”顔の見える地域の崩壊”
  〜地域の教育力ばかりでなく、地域福祉・地域の介護力も崩壊
→登下校の安全管理が出来ない
  〜公共交通機関での長距離移動=子どもの行動範囲の拡大
   地域での安全システムの崩壊
→長距離通学が、子どもを疲労させ、”家族の時間”を奪う
  =家庭教育力の低下
→学力競争に拍車
  =学校のブランド化
→地域特性のある教育システムの崩壊
  =全国一律に行う意味はない
→大きく格差の固定化・拡大・文化格差・所得格差etc・・・



もちろん、その反対にメリットもあるでしょう。
しかし、どう考えてもデメリットの方が大きいと思いませんか?








実際に、学校選択制が導入されている東京。

現実的に、学校の序列化がすすみ
子どもの入学者数・学力で予算配置がなされています。

その結果、
数校は廃校になりました。
先生は営業マンとなりました。
子どもと向き合う時間・エネルギーは減る一方。
学校経営のテーマが「消費者ニーズに応える学校」です。
子ども・保護者はお客様となりました。
 お客様に対して、本当の教育が可能でしょうか?


そんな競争原理を導入した結果、東京の教育は他の都道府県と比べて
教育の質が向上したのでしょうか?


そして、
日本全国の都市部の学校から過疎地の学校まで
学校選択制を導入する必要性があるのでしょうか?


教育システムに競争原理はそぐわないのです。



・・・ちょっと熱すぎましたね。(^_^;)

おつきあいいただきありがとうございました。m(__)m
  


Posted by しょうちゃん at 23:00Comments(2)学校教育

2007年04月25日

あなたはどっち?

全国学力調査が行われました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「全国学力調査始まる 小6と中3、233万人が参加」

 小学6年、中学3年を対象とした文部科学省の全国学力調査が24日朝、始まった。原則全員が対象のテストとしては43年ぶりで、約3万3千の小・中学校で約233万人が受ける。結果は早ければ今夏にも公表される予定で、「学力低下」をめぐる議論にも大きな影響を与えそうだ。

国語のテストの前に説明を受ける児童ら=24日午前8時32分、都内の小学校で
 文科省の23日の集計では、参加したのは全国の小・中学校の約99%。公立では全国調査に反対する愛知県犬山市の14校が不参加で、私立の参加は約6割にとどまった。

 調査は小6が国語と算数、中3が国語と数学の各2教科。主に知識をみる「A」と、その活用を問う「B」の2種類の問題を解く。学力の調査のほか、生活習慣や学習環境について尋ねる質問紙調査もある。学校によって実施時間は異なるが、通常は質問紙調査を含めて小6が午前中の4時限目で、中3が午後の5時限目で終了する予定。

 文部省(当時)は56年から小中高生を対象とする学力調査を実施。61年からは中2、中3全員を対象とし、小学校も9割以上が希望して参加していた。しかし、一部で調査に対する反対運動が起きたほか、学校や自治体間の競争の過熱や序列化への批判もあって、全員調査は64年を最後に打ち切られた。

 一部の子どもだけが受ける抽出調査はその後も数年おきに行われてきたが、国際学力調査で日本の子どもの成績が落ちるなど「学力低下」がここ数年問題となり、文科省は全員調査の再開に踏み切った。

 今回の調査結果について、文科省は都道府県レベルの公表にとどめ、個別の市町村や学校の状況は発表しないなど配慮するが、競争過熱が再燃しないか不安も残っている。
(転載:asahi.com 2007年04月24日)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それほど過剰な報道や反応はないのですが、
日本のこれからの教育行政にとっては
大きな意味を持っています。


(参考:asahi.comの学力調査報道記事一覧)


影響されてしまうので
私の意見は、後で提示するとして、
「みなさんはどう思いますか?」(?_?)

賛成or反対・・・それ以外の意見も

コメント・ご意見くださいませませ。




(写真:ガーコとケロタンなかよしえほん 「どっちかな?」)  


Posted by しょうちゃん at 23:00Comments(2)学校教育

2007年04月24日

what is this?

今日、挨拶回りをしていた社会教育施設にいました。

これ何だかわかりますか?























カイコの幼虫です。

春の新緑の葉っぱを食べています。

アップにするとこんな感じ。

(写真:ウィキペディアより転載)


新聞紙の字を見るといかに小さいかがわかりますよね。
こんなに小さいのに、ウニョウニョと動いて生きています。
かわいいと見るか、気持ち悪いと見るかは個人差かな?

これからスクスクと大きくなり、
糸を自分のカラダに巻き付けて繭玉になっていきます。
これを下の機械で糸にして、絹(シルク)となります。





昔は身近な産業だった養蚕も、
今ではなかなか見ることができませんね。



カイコを育てて、繭を紡いで絹にする・・・

何だか楽しそうですね。
やってみようかなぁ。


これぞまさに、総合的な学習




「命の大切さ」を言葉で言っても伝わりません。

大切に育てることで、
いとおしさや命を大切にする心が育つんですね。(^_^)
  


Posted by しょうちゃん at 21:23Comments(3)体験学習

2007年04月23日

パーフェクト願望

私の中で、カーペンターズブームです。ハート



非常に綺麗なメロディーが
今の心情にマッチしているようで・・・。

その中でも、 
「I NEED TO BE IN LOVE」はいいですね。※1
邦題は「青春の輝き」
その一節にこんな歌詞があります。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

♪
I know I ask perfection of
A quite imperfect world
And fool enough to think that’s
What I’ll find

そうよ、私は不完全な世の中に完全を求めている
そして、おばかさんな事に
それが見つかると思っているの




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これって「パーフェクト願望」ですね。


私にも、思い当たる節がたくさんあって、
さらに共感もあるのですが・・・

でも、これって持てば持つほど苦しいんですよね。


自分でつくったフレームの中で苦しむことはよくあります。

例えば、
子育てだったら、こうあらねばならない。
完璧な親でなければならない。
なんて思って、頑張りすぎて、求めすぎて
心がヘトヘトに疲れてしまう。
自分の理想と
思うようにならない現実とに疲れ
イライラしていろんなものに当たって、
自己嫌悪して・・・

そして、子どもにも完璧な姿を求めて
追い詰めていくのです。


完璧な人間なんてありはしないのに。


完璧を求めて?
カレンカーペンターは若くして拒食症で亡くなりました。


だから、
「ねばならない」というヨロイを脱いでいく学習
が大切なのです。


この一節に、
「嗚呼、深いなぁ」と感じつつ、
歌声に癒される今日この頃です。(^。^)

是非皆さんも聞いてみてくださいね。↓音符

付録:カーペンターズ映像(you tubeへリンク)

音符We've only just begun

音符「close to you」

音符Top Of the World

音符yesterday once more

音符Goodbye To Love




※1
以下は歌詞全文と対訳です。

 「I NEED TO BE IN LOVE」
The hardest thing I’ve ever done
Is keep believing
There’s someone in this crazy world
For me
The way that people come and go
Thru temporary lives
My chance could come and I might never know


今までやってきたことのなかで一番むずかしかったのは 
信じ続けること
この異常な世界のどこかに 私を愛してくれる人がきっといると
通りには かりそめに生きる人々が行ったり来たり
私にも愛されるチャンスが来ないとは限らない・・・・と思ったり


I used to say no promises,
Let’s keep it simple
But freedom only helps you say
Good-bye
It took a while for me to learn
That nothin’ comes for free
The price I’ve paid is high enough for me


約束なんかイヤよ あっさりとした関係でいましょうよ
なんて 私はよく言ったけれど
自由なんてものは あなたからのさよならを早めただけ
そう気がつくまでに時間がかかった私
タダでは何も生まれてこないと
十分すぎる代償を払って やっと気づいたの


I know I need to be in love
I know I’ve wasted too much time
I know I ask perfection of
A quite imperfect world
And fool enough to think that’s
What I’ll find


わかってる 私は恋に落ちるべきね
わかってる 時間を無駄にしすぎたこと
完全無欠の愛を求めるなんて
私はなんておばかさんだったのかしら
それが見つかると思ってたなんて


So here I am with pockets full
Of good intentions
But none of them will comfort me
Tonight


今 私には たくさんの夢や望みがあるけれど
今夜はそのどれひとつも 私をなぐさめてくれない


I’m wide awake at four a.m.
Without a friend in sight
Hanging on a hope but I’m alright


朝の4時だというのに寝つかれずに
友だちもいないまま希望だけにすがりつく
でも 私は大丈夫


              J.Bettis 対訳・小倉ゆう子  


Posted by しょうちゃん at 18:00Comments(2)こころ・ 心理

2007年04月22日

サプリメントと情報

薬局に行きました。

気になったのはサプリメント
そりゃぁ〜何が何だかわからんくらいで・・・ご覧の通り。



↑こんなに種類があるんです。




そして、ここまで来たか〜!

「コエンザイムQ10入りマシュマロ」




こうなりゃ何でもありですわ。

そして、意味わからんのが
今流行のコエンザイムQ10が入っているのに
値段が¥100円



なんで??

あやしさ満点ですよね。




先日の新聞で、※1
非科学的なニセ科学が世の中にあふれていると。

本当に大丈夫なのでしょうか?

誰かコエンザイムQ10の素を見たことがあるのでしょうか?
そもそも、そんな都合のいい物質があるのでしょうか?

いろいろ考えてしまいますね。

特に、都合のいいことばかりを唱った商品
「食べてやせれるダイエット」
「アタマのよくなる○○入り〜」
とか・・・


あくまで、商業的な戦略にはまっていることを自覚しながら
自己責任で選択する必要性があると思います。



結局、情報に踊らされないように、
情報を取捨選択する能力(メディアリテラシー)が
必要な世の中ですね。



皆さんも、ダイエットの文字だけに
踊らされないように!f(^ー^;





※1
2007.4/9:朝日新聞「菊池教授の紙上特別講義」  


Posted by しょうちゃん at 23:41Comments(0)日常を斬る!

2007年04月21日

名言〜萩本欽一

テレビをつけたら萩本欽一さんが出ていました。。
sma-stationに出演中。



テレビに出演しなくなって、だいぶん経ちますね。
10代20代の人は知らない人が多いかも。
どうなんでしょうねぇ?



欽ちゃんといえば、ある言葉を思い出します。


”得意なこと”と”やりたいこと”は一致しないんだよ。
だから、まずは”得意なこと”を見つけなさい。
それが成功すれば”やりたいこと”はできるようになってくるから




名言ですね。拍手
”得意なこと”と”やりたいこと”を混同しがちですし
ついつい”やりたいこと”を追い求めてしまうものですから。


関根勤・小堺一機・松居直美・はしのえみ・・・
人を育てる天才ですね。
そこには、技術だけではない、
人間的な魅力とエンパワメントな関係性があるのでしょう。


本質を突いた名言は、説得力がありますね。

これから、名言シリーズもやっていこうと思います。
乞うご期待。(^◇^)
  


Posted by しょうちゃん at 23:49Comments(2) ことば・名言