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しょうちゃん
本名:太田詳次郎    生涯学習支援事務所「オフィス遊ing」代表。子育て・教育などの分野で講演会など多方面で活躍。

兵庫県生涯学習講師団登録講師
兵庫県生涯学習審議委員会審議委員など多数歴任。
生涯学習支援ネットワーク「ひとぢから商店街」の会長もつとめる。講演依頼・子育て相談などお気軽に下のメールでどうぞ。
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2007年07月29日

お米の話

先日、中国での米の輸出再開
大きく報道されていましたね。


写真:26日、北京市内のスーパーで販売が開始された日本産のコメ
(2007年7月26日13時44分 読売新聞)

その値段。
2キロ3200円也。

10キロで、16000円・・・



わ〜高い〜!!

中国での市場価格の20倍らしいです。



でも、中国では食品の安全性は
相当深刻な問題になっているらしく、
あらゆる食品から有毒な薬品も検出されています。

”ダンボール肉まん”もまた然り。


そうなると、
中国の一部の富裕層が
安全性の高い日本産の米を
買い求めるのです。


でも、たった一部の富裕層がマーケットとして成立するのか?


そこは世界一の人口を誇る中国
全国民のたった3%を富裕層としても
13億人の3%で、3900万人。

充分にマーケットとして成立するのですね。





そして、
そんな報道を見ながら、
”おでき”で一躍注目を集める農水相の中国訪問。


(写真:農林水産大臣 赤城 徳彦(あかぎ のりひこ)

そんな彼の前任は
自殺をしたナントカ還元水の松岡前農水相

そんな悪い噂ばかりの松岡氏でしたが、
農林水産分野では
生え抜きの官僚出身で
この中国への米輸出を積極的に進めたようです。


国際的に競争力のない日本の農業を守るだけでなく、
”攻めの農業政策”を展開した
実力者であることには間違いないらしい。










政治評論家の三宅久之氏が以前、
おもしろいことを言ってました


(写真:TVタックルより)

能力は高いけれど、手が汚れている政治家か
能力は低いけれど、手はきれいな政治家か





みなさんはどちらを選びますか?

もちろん、能力が高くて、手がきれいな政治家がいいのですが・・・


本日の参議院議員選挙、
しっかり見極めて投票へ行きましょう。


  


Posted by しょうちゃん at 02:16Comments(2)世の流れ

2007年07月10日

109のギャル

渋谷駅のハチ公口を抜けると
そこは雪国・・・ではありません。^_^;



そこは、ギャルの聖地!?
「shibuya 109」

※「イチマルキュー」と読みます。通称「マルキュー」

店内のほとんどが10代~20代の女性向けのテナントです。


(写真の左上に109とありますね)

知ってますか?
どうして「110」でもなく、「119」でもなく、「109」なのか?





そう。東急グループが経営母体なのです。
(・0・)ナルホド
だから、「shibuya 109」
そして、午前10時から午後9時までの営業時間。(^-^)





ちょうどY字の交差点の真ん中にあって、
そこにギャルが集結!!!

ちょっとしたギャル地帯です。




(写真:夕暮れのネオン瞬く109)



だんだん暗くなってくると、
かっこよさげなお兄ちゃんが、どこからともなく現れ、
「ねぇ〜、彼女どこいくの〜?」
なんて声をかけています。



ちょっとおもしろいので観察。


そのお兄さん達、目的に応じて品定めをして声をかけます。

ホステスさんのスカウトならば、1人で歩く派手系のお姉ちゃん
ホストクラブの勧誘なら、ちょっとノリの軽そうな3人組あたり
普通のナンパなら、大きく胸元の開いた開放的な女性
などなど・・・


それに対して、結構まんざらでもない様子。

「わたしぃ〜声かけられちゃったしぃ〜。
  超うっとぉーしいってかんじぃ〜」





(写真:ギャル系雑誌)


(写真:アイドルユニット!?ギャルルより)




昔、流行った”顔グロ”や”ヤマンバギャル”、
派手系・ギャル系・お姉系・・・まだあるとは思いますが、

胸元の開いた、ミニスカートの
若い10代・20代の女の子を見て
総じて言えるのは、
その姿は
「彼女たちの変身願望」の顕れなんでしょうね。



存在感のない・誰からも認められない
日常の自分自身から変わりたい!!
誰か私を見て!!誰でもいいから見て!!

そんな「認められたい・評価されたい」という
自己の存在意義の確認作業ではないでしょうか?


逆説的に言うと
日常で認められているのであれば、
そんなことする必要もないですし、
”いかに認められていないか”
ということなのでしょう。


少なくとも、本来の自分を隠して、
着飾って街を歩けば、男の目線や声が自分の方を向く。
彼女達にとっては、それすら承認された充実感があるのでしょう。









とかく、一般的に
「ちゃらちゃらした軽い子」
というレッテルで、彼女たちを見てしまいがちです。

「あんな風になっちゃダメよ」

なんて我が子に言ってしまうかもしれません。




でも、
「学力」というたった一つの”ものさし”だけでしか
評価されてこなかった子どもが
自尊感情が高いはずもなく、※1

         ※1【自尊感情】=自分を尊いと思う気持ち

自殺、いじめ、援助交際、ドラッグ中毒・・・

それも若い子達が抱えている
自己の希薄さからくる自己不全感の表出現象
なんですよね。




そんな子どもをつくってきたのも大人なんですよね。
悲しいけど。
大泣きアセアセ








BARでマスターが言っていました。

「あんな風に見えるけど、
   しゃべると結構いい子たちが多いんだよ。
        ・・・淋しいんだろうね。」



・・・なんだか書いていて切なくなってきました。(T_T)ダウン



  


Posted by しょうちゃん at 00:05Comments(0)世の流れ