2007年07月10日
109のギャル
渋谷駅のハチ公口を抜けると
そこは雪国・・・ではありません。^_^;
そこは、ギャルの聖地!?
「shibuya 109」
※「イチマルキュー」と読みます。通称「マルキュー」
店内のほとんどが10代~20代の女性向けのテナントです。

(写真の左上に109とありますね)
知ってますか?
どうして「110」でもなく、「119」でもなく、「109」なのか?
そう。東急グループが経営母体なのです。
(・0・)ナルホド
だから、「shibuya 109」
そして、午前10時から午後9時までの営業時間。(^-^)
ちょうどY字の交差点の真ん中にあって、
そこにギャルが集結!!!
ちょっとしたギャル地帯です。

(写真:夕暮れのネオン瞬く109)
だんだん暗くなってくると、
かっこよさげなお兄ちゃんが、どこからともなく現れ、
「ねぇ〜、彼女どこいくの〜?」
なんて声をかけています。
ちょっとおもしろいので観察。
そのお兄さん達、目的に応じて品定めをして声をかけます。
ホステスさんのスカウトならば、1人で歩く派手系のお姉ちゃん
ホストクラブの勧誘なら、ちょっとノリの軽そうな3人組あたり
普通のナンパなら、大きく胸元の開いた開放的な女性
などなど・・・
それに対して、結構まんざらでもない様子。
「わたしぃ〜声かけられちゃったしぃ〜。
超うっとぉーしいってかんじぃ〜」


(写真:ギャル系雑誌)


(写真:アイドルユニット!?ギャルルより)
昔、流行った”顔グロ”や”ヤマンバギャル”、
派手系・ギャル系・お姉系・・・まだあるとは思いますが、
胸元の開いた、ミニスカートの
若い10代・20代の女の子を見て
総じて言えるのは、
その姿は
「彼女たちの変身願望」の顕れなんでしょうね。
存在感のない・誰からも認められない
日常の自分自身から変わりたい!!
誰か私を見て!!誰でもいいから見て!!
そんな「認められたい・評価されたい」という
自己の存在意義の確認作業ではないでしょうか?
逆説的に言うと
日常で認められているのであれば、
そんなことする必要もないですし、
”いかに認められていないか”
ということなのでしょう。
少なくとも、本来の自分を隠して、
着飾って街を歩けば、男の目線や声が自分の方を向く。
彼女達にとっては、それすら承認された充実感があるのでしょう。
とかく、一般的に
「ちゃらちゃらした軽い子」
というレッテルで、彼女たちを見てしまいがちです。
「あんな風になっちゃダメよ」
なんて我が子に言ってしまうかもしれません。
でも、
「学力」というたった一つの”ものさし”だけでしか
評価されてこなかった子どもが
自尊感情が高いはずもなく、※1
※1【自尊感情】=自分を尊いと思う気持ち
自殺、いじめ、援助交際、ドラッグ中毒・・・
それも若い子達が抱えている
自己の希薄さからくる自己不全感の表出現象
なんですよね。
そんな子どもをつくってきたのも大人なんですよね。
悲しいけど。

BARでマスターが言っていました。
「あんな風に見えるけど、
しゃべると結構いい子たちが多いんだよ。
・・・淋しいんだろうね。」
・・・なんだか書いていて切なくなってきました。(T_T)
そこは雪国・・・ではありません。^_^;
そこは、ギャルの聖地!?
「shibuya 109」
※「イチマルキュー」と読みます。通称「マルキュー」
店内のほとんどが10代~20代の女性向けのテナントです。

(写真の左上に109とありますね)
知ってますか?
どうして「110」でもなく、「119」でもなく、「109」なのか?
そう。東急グループが経営母体なのです。
(・0・)ナルホド
だから、「shibuya 109」
そして、午前10時から午後9時までの営業時間。(^-^)
ちょうどY字の交差点の真ん中にあって、
そこにギャルが集結!!!
ちょっとしたギャル地帯です。

(写真:夕暮れのネオン瞬く109)
だんだん暗くなってくると、
かっこよさげなお兄ちゃんが、どこからともなく現れ、
「ねぇ〜、彼女どこいくの〜?」
なんて声をかけています。
ちょっとおもしろいので観察。
そのお兄さん達、目的に応じて品定めをして声をかけます。
ホステスさんのスカウトならば、1人で歩く派手系のお姉ちゃん
ホストクラブの勧誘なら、ちょっとノリの軽そうな3人組あたり
普通のナンパなら、大きく胸元の開いた開放的な女性
などなど・・・
それに対して、結構まんざらでもない様子。
「わたしぃ〜声かけられちゃったしぃ〜。
超うっとぉーしいってかんじぃ〜」


(写真:ギャル系雑誌)


(写真:アイドルユニット!?ギャルルより)
昔、流行った”顔グロ”や”ヤマンバギャル”、
派手系・ギャル系・お姉系・・・まだあるとは思いますが、
胸元の開いた、ミニスカートの
若い10代・20代の女の子を見て
総じて言えるのは、
その姿は
「彼女たちの変身願望」の顕れなんでしょうね。
存在感のない・誰からも認められない
日常の自分自身から変わりたい!!
誰か私を見て!!誰でもいいから見て!!
そんな「認められたい・評価されたい」という
自己の存在意義の確認作業ではないでしょうか?
逆説的に言うと
日常で認められているのであれば、
そんなことする必要もないですし、
”いかに認められていないか”
ということなのでしょう。
少なくとも、本来の自分を隠して、
着飾って街を歩けば、男の目線や声が自分の方を向く。
彼女達にとっては、それすら承認された充実感があるのでしょう。
とかく、一般的に
「ちゃらちゃらした軽い子」
というレッテルで、彼女たちを見てしまいがちです。
「あんな風になっちゃダメよ」
なんて我が子に言ってしまうかもしれません。
でも、
「学力」というたった一つの”ものさし”だけでしか
評価されてこなかった子どもが
自尊感情が高いはずもなく、※1
※1【自尊感情】=自分を尊いと思う気持ち
自殺、いじめ、援助交際、ドラッグ中毒・・・
それも若い子達が抱えている
自己の希薄さからくる自己不全感の表出現象
なんですよね。
そんな子どもをつくってきたのも大人なんですよね。
悲しいけど。


BARでマスターが言っていました。
「あんな風に見えるけど、
しゃべると結構いい子たちが多いんだよ。
・・・淋しいんだろうね。」
・・・なんだか書いていて切なくなってきました。(T_T)

Posted by しょうちゃん at 00:05│Comments(0)
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